【大腸がんになりました】初期症状から入院・腹腔鏡手術・抗がん剤治療・費用 闘病記 全記録ブログ

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病気

近況から

40代で大腸がんが見つかり、腹腔鏡手術を受け5年が経ちました。S字結腸のステージⅢaでしたが、再発もなく、抗がん剤の後遺症もありません。食事制限もなく、普通の人と同じように生活しています。飲酒をしても良いのですが、あえてしていません。もともとあまり飲んではいなかったので、それほど苦痛ではありません。

今は健康で、週に5日は派遣で働いています。お酒もタバコも吸わない、中肉中背の私がなぜ大腸がんになったのか、自分でも驚きでした。

初期症状

  • 冬でもよく寝汗をかいていました 全然暑くないのに不思議に思っていました
  • 疲れやすい パートで短時間労働だったのですが家に帰ってきてしばらく休憩しないと家事ができませんでした
  • 下痢と便秘を繰り返す 
  • 便が細い 腫瘍が邪魔をして細くなってたようです
  • 寝るときお腹が苦しくて大きいサイズのパジャマのズボンをはいていました 

病院に行ったきっかけ

健康診断で便潜血反応検査で+と出ていて再検査となっていましたが、痔なのかな?くらいに思ってそのまま放置していたら、

会社から「再検査を受けた証明書をもらってきてください」と言われたので、体がだるくて重かったので丁度病院に行きたかったので近所の内視鏡のある病院に行きました。

会社からの証明書の提出を求められなければそのままになっていたかもしれません。そしたらもっと腫瘍が大きくなって病状が進んでいたと思うと怖いです…

検査の結果

近所の病院で検査をしてもらいましたが、腫瘍があり大きいので内視鏡が最後まで入っていかないと言われました

それでも一部を病理に出してもらって検査の結果を次の来院の時に聞くはずでしたが

その前に電話がかかってきて、「先生から話があるので早めにご来院ください」と看護師さんに言われました

その時は背筋が凍りつきました 次の来院まで待たずに直ぐに来てくださいって悪いこと言われるに決まってる!!と思いました

検査の結果は案の定 がんの可能性がある でした

すぐに大きな病院を紹介してもらい紹介状を受け取りました

大病院へ

大きな病院へ紹介状をもって行きました

予約は近所の病院でとってもらっていましたがかなり待ちました 仕方ないですね

もう一度内視鏡検査をし、造影CTなどの検査もしました

大腸がん S時結腸 と診断されました

腫瘍のサイズは6センチと大きいものでした 

大病院なので手術の日は2か月後でした

その間にがんが進んでしまうんじゃないかと冷や冷やしました

手術

手術の前の日から入院をして下剤を2リットル飲みました この二ヶ月で3回目です

手術は腹腔鏡になりました 開腹手術ではなて良かったです

自分の足で手術室まで歩いて行きます ひざがガクガク震えていました

手術の時は全身麻酔ですので痛みはありません

終わって声をかけたもらい目覚めると口に官が入っているのですぐにとってもらいます

病室につくくらいにとても寒くなってブルブル震えていました 毛布をもう一枚かけてもらいました それでもしばらくは体が温まりませんでした

おへそから5センチくらいとその他は1センチくらいの傷で済みました 1か月くらい傷口がケロイド状にならないようにテープを貼るように言われました

5年たちましたが傷はそんなには目立ちません

手術後の痛み

痛みは帝王切開を経験していますのでそれを10としたら4くらいです 分かりづらくてすいません 

痛いけど耐えられる痛みです 

やはり5センチの傷が一番痛くて1センチの傷はそんなに痛くありませんでした

くしゃみをしたら痛いです 

咳をしたくてくても痛いのでできないでいたら看護師さんが「お腹を押さえて一回しちゃってください」と教えてくれました

おしりに何か2日くらいついていました 邪魔でした それも少し痛かったです

入院日数・入院費

手術の前日から入院して9日目で退院できました

なんの問題もなかったので予定通りの9日でした

入院費は高額療養費を使ったので、所得に応じてマックス払ってきました

抗がん剤治療 副作用は?

病理検査の結果 大腸がんステージⅢaと言われました

ステージⅡだといいなと思っていたのでショックでした 5年生存率が下がります…

ステージⅢだと抗がん剤治療をするかどうか本人が決めます 私は少しでも再発のリスクが減るなら辛くてもやろうと思いました

体調も本調子ではないまま

退院から2か月も経っていないない時からXELOX療法を始めました

色々な抗がん剤治療があり 先生と相談の上 XELOX療法に決定しました

飲み薬のゼローダは副作用がありませんでした

1回目のオキサリプラチンの点滴はその日と次の日に気持ち悪くなりました 点滴の帰りには金属に触れなくなりました 氷を触ったようにピリッ!とかピキッ!とか電流が流れたようになりました 手袋をして帰りました 裸足もだめで靴下も必須です

 

飲み物、食べ物は冷たいものは無理になりました 常温か温かいものでないと食べられませんでした

2回目は打ってるときから腕が少し痛みました 帰ってからは2日位吐き気、腕の痛みでした 金属には触れないし、水で洗うのもできませんでした

3回目、4回目と回を重ねるごとに打っている時の腕の痛みが強かったです とてもしびれました 温めながら点滴をしてもらいました

吐き気、金属に触れられない、飲食は常温は3日くらい続いてあとは普通になりました 手のしびれは続きました

4回目くらいから自分の免疫力が下がってきて5回目は点滴が打てるギリギリの数値で打ちました

6回目も大丈夫だろうと思っていましたがかなり数値が悪く先生に「止めときましょう」と言われました

全クール受けたかったのですが点滴は5回で終了してしまいました

ゼローダの飲み薬は8回飲み切りました

抗がん剤が終わって2~3か月は手のしびれは少しありました

手に力が入らないのか、しばらくたってからも物をよく落としたり、こぼしたりしました それは1年くらい続きました

髪の毛は初めから最後まで抜けませんでした

ゼローダは副反応も全然なく大丈夫でしたが、オキサリプラチンの点滴がかなりきつかったです

病気が分かってから8キロ痩せました

XELOX療法・抗がん剤治療費

ゼローダの飲み薬が13000円くらいかかりました

オキサリプラチンの点滴は20000円くらいです

合わせると33000円 高額です

それが2回の月もありますので体もお財布もしんどかったです

仕事

がんになって。仕事はできるのか?どうなのか?とても気になりますよね?

抗がん剤治療がなければ1ヶ月くらい仕事を休めば続けられそうでした

抗がん剤も点滴から4日目くらいには動けるようになりました 

ただトイレに行きたくなったら直ぐに行かないともたないのでトイレの心配はあります

私の場合はパートでしたので仕事は入院する前には退職しました

手術から抗がん剤治療まで、半年位のことなので(抗がん剤治療点滴は途中で断念)傷病手当をもらいながら様子をみながら働く事はできたな〜と今は思いました

まとめ

健康診断は、私たちの健康管理に欠かせないものです。毎年受けることで、早期発見につながります。しかし、健康診断で異常が見つかっても、再検査の時に放置してしまうことがあります。私も、便潜血反応検査で+を放置してしまい、結果としてがんになってしまいました。これは、私の大きな後悔です。

その後、健康診断で子宮頸がんの前がんが見つかったときには、すぐに治療を始め、無事に癌にならずにすみました。この経験から、再検査が必要な場合は、迅速に行動し、治療を受けることが重要だと思うようになりました。

病気になったことで、普通の生活がどれだけ大切であるか、改めて気づくことができました。健康であることが、私たちが抱く様々な夢を実現するための大切な条件であり、一番の幸せです。皆さんも、自分の健康管理には十分に注意し、健康診断を受けることをお勧めします。病気に打ち勝って、普通の生活を取り戻しましょう!この記事が皆さんの健康に役立ち、参考になることを願っています。

40代で大腸がんステージ3 抗がん剤治療やりました 1年目 2年目 3年目 4年目 生きてます!
40代で大腸がんステージⅢ 生きてます