はじめに
このブログにお越しいただき、ありがとうございます。私は大腸がんステージ3Aのがんサバイバーで、手術から7年が経ちました。今では週に5日、フルタイムで働き、普通の生活を送っています。この日々が、私にとって奇跡のように感じられることもありますが、同時にがんサバイバーであることを忘れるほど、日常に溶け込んでしまっています。
普通の日常
「普通の生活が一番の幸せ」―私の心に常に響いています。仕事、家庭、友達との交流。これらが穏やかに重なり合い、私の生活を形作っています。週5で働く中で感じる充実感、これが私の日常です。がんサバイバーとしての一面が、これほどまでに日常と溶け合うことができるなんて、本当に幸せなことです。
忘れ去られがちながんサバイバーのアイデンティティ
しかし、これまでの7年で気づいたことがあります。がんサバイバーとしてのアイデンティティが、普通の日常に埋もれがちになっていることを。時折、自分ががんと闘った過去を振り返り、「あれは夢だったのか？」と思う瞬間があります。それは決して悪いことではありませんが、同時に、自分自身を見失わないように気をつけなければなりません。
友達との距離
7年経っても、友達にはがんのことを言えません。これは私の中でまだ整理されていない感情の一部かもしれません。がんという言葉を口にすることで、相手にどんな反応が返ってくるのか、予測できない不安があります。でも同時に、それは私自身の中での課題でもあります。このブログを通して、その一歩を踏み出す勇気を持ちたいと思います。
結び: 生きる奇跡
私は今、生きることの喜びを感じ、幸せに満ちた日々を過ごしています。がんという試練があったからこそ、今の幸福がより鮮やかに感じられるのかもしれません。この記事を通して自分を振り返り、がんサバイバーとしての強さを再確認することができました。これからも、その経験を胸に、普通の日常に感謝とポジティブなエネルギーを注ぎ込んでいくつもりです。これは未来への新たな一歩。がんサバイバーとしての強さを大切にし、心豊かで充実した人生を歩んでいくための心穏やかな決意です。
