派遣満了で退職する場合、多くの人が気になるのは 「自己都合退職か会社都合(特定受給資格者)か」 です。どちらになるかで失業手当の受給期間が異なるため悩ましい問題です。
結論 わたしの場合
私の場合は 派遣期間2年・期間満了・契約更新なしで、自身で契約更新の希望は出したものの、紹介された他の仕事が遠くて断って、会社都合扱い(特定受給資格者) となり、180日(約6か月)受給できました。
💡 ポイント:
- 契約満了で次の仕事を無理に受けず、合理的な理由で断った場合は 会社都合(特定受給資格者) として認定されやすい※短期は除く
- 逆に 契約満了でも契約更新ありで断った場合 は自己都合退職扱いになることが多い
参考書籍:失業保険の手続き完全ガイド
1. 自己都合退職か会社都合か?が一番気になる
派遣契約が満了すると、まず考えるのは 給付日数がどのくらいになるか です。
- 自己都合退職:給付期間は短め
- 会社都合(特定受給資格者):自己都合退職より長め
2. 特定受給資格者とは?
特定受給資格者は、本人の意思に関係なく離職した場合に認定される制度です。
認定のポイント
- 派遣契約満了で離職
- 次の仕事を断る理由が合理的(勤務地が遠いなど)
- 被保険者期間が半年以上ある
✅ 自己都合退職との違い
- 給付日数が長い
- 安心して次の仕事を探せる
3.特定受給資格者の給付日数(被保険者期間別)

※私の場合45歳以上:被保険者期間1年以上5年未満 → 180日(約6か月) 受給
4. 派遣満了後の失業保険手続き
- 派遣会社から 離職票を受け取る
- ハローワークで 特定受給資格者かどうか確認
- 認定手続き:受給期間や認定理由を説明して認定される
💡 ハローワークにて
- 「満了ですね」とハローワーク職員より質問があり「はい」と回答
- 特定受給資格者となり自己都合より長く失業保険を受給可能になりました
失業保険の詳しい解説書:失業保険ハンドブック
5. おわりに
派遣社員や契約社員にとって、自己都合退職か会社都合かは大きな不安のひとつですが、私の体験が少しでも参考になれば幸いです。
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