大分県別府市にある「八幡竈門神社」を訪れました。『鬼滅の刃』の主人公・竈門炭治郎と同じ“竈門”の名を持つ人気の聖地で、神亀四年(727年)の創建という長い歴史を感じながら、境内の龍や鬼、亀といったモチーフを楽しむことができました。

🚗 アクセスと駐車場
車で訪れましたが、途中に少し細い道があります。
数メートルなのでゆっくり進めば問題なく、神社のすぐ近くに駐車場も完備。
山の上にあるため空気が澄んでいて、鳥の声とともに穏やかな時間が流れていました。
🐉 龍の水神様
拝殿の天井には、大きく描かれた「龍の水神様」。
天を舞うように描かれた龍が堂々としていて、見上げるとその迫力に思わず息をのむほど。
木の香りとともに、神聖な空気が漂っています。
訪れた際は、ぜひ拝殿中央からゆっくり見上げてみてください。

🌳 龍に見える木
境内には「龍頭」と呼ばれる御神木があります。
案内板の近くの地面に、靴の形をした跡が残されていて、その位置が「正しい立ち位置」の目印。
そこから木を見上げると、幹のうねりや枝の形がまるで天に昇る龍の姿に見えます。
自然が生み出したとは思えない生命力と迫力に圧倒されました。
立ち位置を少しずらすだけで印象が変わるので、探してみるのも楽しいです。

🐢 なで亀
拝殿の近くには「なで亀」が鎮座しています。
その名の通り、亀の頭や背をなでると願いが叶うといわれており、長寿や幸運のご利益があるそう。
丸みのある石の質感が優しく、思わず何度もなでてしまいました。

👣 鬼が忘れた石草履
境内には「鬼の石草履」と呼ばれる草履型の石が残されています。 これは、鬼が一晩で石段を造ろうとしたものの、夜明けが近づいて逃げ出す際に片方の草履を忘れていったという伝承に由来します。
この草履は、実際に足を入れることができるようになっていて、「力が湧く」「足腰が丈夫になる」と言われています。 旅の安全や健康を祈願して、そっと足を置いてみる人も多く、静かなパワースポットとして親しまれています。

💣 機雷(きらい)
境内の一角には「機雷」が展示されています。
戦時中の遺物で、現在は平和祈願の象徴として静かに置かれています。
過去と現在をつなぐような存在で、神社全体の穏やかさの中に強い祈りを感じました。

🌅 九十九段の石段と絶景
拝殿の裏手には「鬼が造ろうとした九十九段」と呼ばれる石段があります。
駐車場から参拝する場合は、この石段を下る形で進むことになります。
別府の街と海が見え、高台ならではの開放的な眺めが広がります。
朝日が昇る時間帯は特に美しいことで知られ、元旦には初日の出を目当てに多くの人が訪れるそうです。
私が訪れたときも、澄んだ空気と静かな雰囲気に包まれていて、思わず深呼吸したくなる場所でした。

💫 まとめ
八幡竈門神社は、
- 龍の水神様
- 龍頭
- なで亀
- 鬼が忘れた石草履
- 機雷
- 九十九段の石段と絶景
など、他にも見どころが盛りだくさんの神社でした。
鬼滅の刃ファンはもちろん、自然のエネルギーや静けさを感じたい方にもおすすめのパワースポットです。
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